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第490回 グレープフルーツダイエットで血栓リスク
グレープフルーツダイエット血栓リスク
BBC
Grapefruit diet 'blood clot risk'
April 2009
http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/7978418.stm

グレープフルーツを食べるダイエットを実践した女性が足に血栓ができて足を失うかもしれない、と米国の医師が報告した。

彼女は42才で健康だったがちょっと太っていたのでダイエットしようと思い、3日前から毎朝グレープフルーツを225g食べることを含むクラッシュダイエット(極端な食事制限)を始めた。

前日に車を運転していて腰から左足かかとにかけて痛みを感じ次の日には左足が紫色になった。

超音波診断の結果、彼女の左足の静脈には大きな血栓があり腰からふくらはぎにかけて広がっていた。彼女には遺伝的に血栓ができやすいこと、経口避妊薬を飲んでいたこと、長時間ドライブしたことなどのリスク増加要因があり、3日間グレープフルーツを食べたことで血中エストロゲン濃度が増加しバランスが崩れたのだろうと医師は述べている。

この事例は希なものであるが、極端なダイエット方法は予想できない結果をもたらすことがあるので避けるべきである。

Lancetに掲載された症例報告

Attention―grapefruit!
Lucinda A Grande et al.
The Lancet, Volume 373, Issue 9670, Page 1222, 4 April 2009

彼女が使用していた薬はレボチロキシンが4年、ドロスピレノンとエチニルエストラジオールの低用量複合経口避妊薬が1年。煙草は吸わず酒も滅多に飲まない。May-Thurner症候群。

ヘパリン静注とtPAのカテーテル導入による血栓溶解治療後ステント挿入。退院後も抗血液凝固剤を処方して経口避妊薬は中止。2009年2月現在、症状無し(足は失わずに済んだ)。

食品安全情報blog

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[2009/04/06 11:22 ] | ダイエット | コメント(0) | トラックバック(0)
第487回 Arenaの肥満薬は残念な結果で株価は下落
◆Arenaの肥満薬は残念な結果で株価は下落
Arena obesity drug disappoints; shares fall
http://www.reuters.com/article/hotStocksNews/idUSTRE52T5WT20090330

選択的セロトニン受容体アゴニストLorcaserinの1年間の投与で体重8.2% (17.9ポンド)減少(元の体重は100kg程度)、プラセボ群は3.4%(7.3ポンド)減少、差は約10ポンド(4.5 kg)と小さいものだった。株価は34%下
がった。

Arena Pharmaceuticalsのプレスリリースは以下
Arena Pharmaceuticals Announces Positive Lorcaserin Pivotal Phase 3
Obesity Trial Results: Meets All Primary Efficacy and Safety Endpoints
http://invest.arenapharm.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=373684

(中枢性食欲抑制剤。統計学的には有意差はあるし安全性についても重大な副作用はなかったようだ。ただ効果が期待より小さい。BMI30以上の人が5kg落とすのに薬1年分の値段がペイするだろうか?ラットで効くという結果はヒトでは再現されないということは再確認された。)

食品安全情報blog

[2009/04/03 11:12 ] | ダイエット | コメント(0) | トラックバック(0)
第482回 早死にの原因は喫煙よりも肥満
◆早死にの原因は喫煙よりも肥満

青年後期で、太りすぎ(過体重)や肥満症になると、喫煙の有無や程度にかかわらず死亡リスクを増大することが、Karolinska大学病院(スウェーデン)臨床疫学部門のMartin Neovius氏らによって報告された。スウェー
デン人男性を対象とした本調査の結果は、BMJ誌2009年3月14日号(オンライン版2009年2月24日号)で発表されている。徴兵制を敷くスウェーデンでは、男子は概ね16~20歳の間に徴兵テストを受ける。本調査は、1969~1970年に徴兵テストを受け登録された4万5,920人(平均18.7歳、SD:0.5)の体重と身長、自己申告による喫煙状況のデータをベースに活用し、38年間追跡した。

死亡リスクはBMI標準群に対し、過体重群1.33倍、肥満症群2.14倍

主要評価項目は、BMI(低体重:<18.5、標準体重:18.5~24.9、過体重:25~29.9、肥満症:≧30)、筋力、1969~1970年の徴兵テスト時の自己申告喫煙状況[非喫煙者、軽度喫煙者(1~10本/日)、ヘビースモーカー(>10本/日)]、全原因死亡率。

38年、170万人・年のうち、死亡は2,897人だった。

そのうちBMI標準体重群(17人/10,000人・年、95%信頼区間:16~18)と比べて、過体重群の死亡率は1.33倍、肥満症群の死亡率は2.14倍だった。一方、低体重群は0.97倍と死亡リスクの増大は見られなかったが、さらに階層化したBMIが17未満の群では、1.33倍と増大していた。

喫煙因子に注目した同類項比較の解析では、喫煙者間では標準体重群1に対して過体重群1.35倍、肥満症群2.23倍、非喫煙者間では同1.37倍、2.16倍、軽度喫煙者間では同1.44倍、1.88倍、ヘビースモーカー間では同1.23倍、2.27倍だった。

青年期の肥満と喫煙は、世界規模での公衆衛生ターゲット

また、BMIと喫煙との相互作用によるリスク増加を検証したところ、「肥満症でヘビースモーカー」で死亡率が1.5倍とリスクの増大が見られたが、それ以外はわずかで有意な結果は見いだされなかった。

非喫煙者との比較で見た場合の、軽度喫煙者の死亡リスクは1.54倍、ヘビースモーカーの場合は2.11倍だった。

これらからNeovius氏は、青年後期での太りすぎ(過体重)や肥満症は、喫煙の有無や程度にかかわらず死亡リスクを増大すると述べ、太りすぎや肥満症であることのリスクは、喫煙における、非喫煙者に対する軽度、ヘビーと同じようなリスクレベルを呈するとし、また両要因の相互作用は確認されなかったものの、「世界的な青年期の肥満傾向と喫煙嗜好は、引き続き公衆衛生の重要なターゲットである」と結論している。

Neovius M et al. Combined effects of overweight and smoking in late
adolescence on subsequent mortality: nationwide cohort study. BMJ. 2009 Feb
24;338:b496. doi: 10.1136/bmj.b496.
[2009/03/27 08:34 ] | ダイエット | コメント(0) | トラックバック(0)
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