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第468回 コーヒーを飲んで体重増加を抑制
コーヒーを飲んで体重増加を抑制

新しい解析的研究から、コーヒーやお茶を沢山飲むと(おそらく飲み物に
含まれるカフェインのために)体重増加を抑制できることが明らかになった。

疫学的研究から、コーヒーを沢山飲む人の2型糖尿病のリスクが減少する
ことが常に示されていた。 それで、カフェインがコーヒーを沢山飲む人の
減量に貢献しているものと推測される。

この仮説はカフェインの摂取後に新陳代謝率と熱発生が高まることを
示した以前の短期間の研究によってサポートされました。しかしながら、
それらの研究の研究期間は短くて(通常6カ月間以下で)長期のカフェイン
摂取の効果を評価していなかった。
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そこで、スペインのマドリッド市のAutonoma大学の研究者達は、コーヒー
沢山飲む人のカフェインの摂取量と12年間の体重変化の関連を調査する
ことにした。

研究者達は1986年と1998年の間に健康産業に携わる男性18417人と
女性39740人を調査した。 研究者達は食品回数アンケート調査から
カフェインの総摂取量を見積もり、別のアンケートから年齢、体重
背の高さ、喫煙状態、運動、アルコール飲料の消費量、そして慢性病の
病歴のような他の変数を得た。

参加者の平均年齢は1986年において約51歳であった。 その後の
12年間の研究期間中に、ほとんどの男性と女性が体重を増やした。

研究者達は1986年から1998年までの男性と女性の体重の変化
(体重の増加)とカフェインの摂取量の変化の関連を評価した。 参加者は
カフェイン摂取量に変化があったことを報告した。男性は一日296mgの
減少から213mgの増加を、女性は一日342mgの減少から143mgの増加を報告
したのだった。(メモ:1杯のコーヒーに137ミリグラムのカフェインと
1杯のお茶に47ミリグラムのカフェインが発見された)

研究者達は、コーヒーの消費量を増やした参加者の平均体重の増加は、
コーヒーの消費量を減少させた人のそれと比べるとかなり低かったこと
を発見した。

例えば、潜在的な混在変数や総エネルギー摂取量や他の栄養素を統計的に
調整した後では、1日に211ミリグラムカフェイン摂取量を増やした
男性は1日に294ミリグラム減少させた男性より体重が0.45キログラム
少なく増加したのだった。 同様な結果が女性にも得られた。

興味深い事に、強い関連ではないが、類似の関連がカフェイン抜きの
コーヒーにも同じく観察された。この発見からカフェイン以外の他の構成
要素が体重増加を抑制している可能性もでてきた。

研究者達はコーヒーの消費が種々の機構を通してエネルギー代謝を高める
ものと推測している。

Reference: Esther Lopez-Garcia et al., Changes in caffeine intake
and long-term weight changes in men and women, Am J Clin Nutr,
Vol.83, pp674-80.
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[2009/03/11 17:19 ] | ダイエット | コメント(0) | トラックバック(0)
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